くまかぶの投資ブログ

米国高配当株や我が家で実践している節約術、その他雑記など書いていきます。

タカラリートが爆上げ

みなさんこんにちは!くまかぶです。

 

今日は日経平均が400円以上下落しましたね。そんな中、僕の保有するタカラリートが爆上げしたので、ちょっとタカラリートについてまとめてみたいと思います。

 

 

タカラリートは高利回りREIT

 

タカラリートは正式名称をタカラレーベン不動産投資法人といいます。

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、タカラリートはマンションディベロッパーのタカラレーベンがメインスポンサーとなっている総合型REITで2018年7月に上場した比較的若いREITです。サブスポンサーとして、PAGインベスト・マネジメント、共立メンテナンス、ヤマダ電機が名を連ねています。

 

7月18日現在の利回りは7.11%ということでかなり利回りが高くなっています。

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投資口価格と分配金利回り(http://www.japan-reit.com/meigara/3492/)

 

まさに今日投資口価格と分配金利回りが急騰していますがその理由についてはあとで述べたいと思います。

 

タカラリートはバランスが良い

 

僕がタカラリートを購入した理由は利回りが高いのはもちろんですが、ポートフォリオのバランスが良いと考えたからです。

 

バランスの良さはエリア、用途の2点に着目しました。

 

まずエリアですが、東京、名古屋、大阪、福岡などをメインとして、その他に地方都市(広島、仙台、盛岡など)の中心地にも資産を有しています。注目したいのはサブエリア

のほとんどが新幹線の駅がある都市であることです。新幹線があるということはビジネスも観光もしやすいということなので、人口減少が叫ばれる現在においても一定の需要が見込めることが考えられます。

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タカラリートのエリア別割合(タカラリートホームページより引用)

 

次に用途です。タカラリートの用途を見てみると、オフィスと住居で70%以上を占めており、残りはホテルや商業施設などです。バランスよく投資できているなと感じました。

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タカラリート用途別(タカラリートホームページより引用)

 

 タカラリート以外のリートを見てみると、オフィスやホテルなどに特化したリートがありますが、分散という意味ではタカラリートのように様々な資産に投資しているほうが安心できます。

 

タカラリートの投資口価格、利回り急騰の理由

タカラリートは上場開始以来、3/27にTA湘南鵠沼海岸、6/26にドーミーイン盛岡の取得を発表してきました。そして昨日の引け後にTTS南青山ビルという物件を譲渡することを発表しました。それを受けて今日の急騰につながったわけですが、なぜそんな急騰したのか。

TTS南青山ビルは築35年とタカラリートの中では古い物件になります。新たに取得したた築浅物件と築古物件を入れ替えることでポートフォリオの若返り化を図り、中長期的な収益の確保を目指した結果の譲渡になります。

そして、譲渡予定価格が53.1億円と帳簿価格の41.4億円を大きく上回る価格で譲渡できることも今回の譲渡につながったようです。

今回の譲渡発表を受けて2019年8月期の分配金予想が3034円から4594円、2020年2月期の分配金予想が3094円から3494円へと大きく上昇したことが今回の投資口価格と利回りの急騰の原因のようです。

 

もっとも、現在の高利回りは譲渡益による一過性のものです。そのため、8月の分配金が確定したら投資口価格は下がると思います。しかしながら、タカラリートはポートフォリオを常に回しながら中期的に3500円の分配金を目指すといっていることから、これからも安定して高利回りが期待できる銘柄だと思います。

 

まとめ

  • タカラリートは多種多様な物件に投資している総合型REIT
  • 譲渡益による一過性の分配金の上昇により利回りが7%を超えている
  • 今後、投資口価格の下落が起こると想定されるが中長期的には安定した分配金を見込める

以上でタカラリートの紹介を終わります!

 

それでは!