株の始め方
このブログは僕の備忘録も兼ねて作ってるので、経験者の方には当然のことも書いていきます。
今回は株の始め方です。
初めて投資をする人は証券口座を作ります。証券口座は色々ありますが、僕はSBI証券で運用しています。その理由は使いやすさと住信SBIネット銀行との連携です。僕が投資を始めるときに色んな証券会社で口座を作りました。その理由はIPOで一攫千金を狙ってたからです。IPOなんてお金がないと当たらないし、今となってはかなり無謀な事をしてたんだなと思います。ただ、多くの証券口座を開いていい面もありました。
それは色んな情報を得られるということです。僕は毎朝取引開始前に岡三証券から送られてくるメールでその日の相場の予想を見ますし、取引終了後にSMBC日興証券から送られてくるメールでその日の様子を確認しています。
このように取引してなくても証券会社を情報源として使うのもありだと思います。
話が逸れましたが、証券会社を選ぶポイントはいくつもあります。
1.手数料の安さ
2.使いやすさ
3.商品の充実度
4.銀行との連携
など、色んな要素があります。それぞれ良し悪しがあるので、今から始めるという人は面倒でなければ、僕みたいに色んな証券会社で口座を作って、自分で操作してみる事で、どの口座をメインで使うか決めても良いと思います。
証券口座を作ったら次に行うのは銘柄の選定です。
長期投資という観点で銘柄を決める際に僕が気にしているのは以下の2点。
1.今後の発展を見込める企業
2.配当の利回りは良いか
1に関しては予想は非常に難しいし、これができたら誰も損しません。しかし、2に関してはある程度予想できます。
配当は証券会社などのホームページで簡単に調べることができますし、配当利回り順にランクづけをしてくれているサイトもあったりします。その中から選ぶのもありだと思います。ただ、注意しなくてはいけないのは、株価が急落したために高配当になっている株があるという事です。このような株は今後も株価が下がる可能性があり、減配のリスクもあるので、注意する必要があります。
そこで、僕が高配当株を選ぶ際に見ているのが連続増配年数と配当性向です。
連続増配年数はその名の通り、増配が続いている年数です。増配が続くと何がよいのか?
その理由は2つあります。
1つ目は、減配のリスクが少ない事。連続増配年数が長い企業はそれだけ株主還元に力を入れているという事なので、これからも株主還元を積極的に行ってくれる可能性が高いです。
2つ目は、成長率が高いということ。増配する余裕があるということは、安定した成長があるという事なので、株価も上がる可能性があります。
次に配当性向です。配当性向とは何か?
簡単にいうと、純利益のうちどれだけ配当金として捻出しているかです。
計算式で書くと
配当性向(%) = 配当金支払額 ÷ 当期純利益 ×100
となります。
また、一株単位で考えることもできます。
その場合、
配当性向(%) = 一株あたり配当金 ÷ 一株あたり利益 (EPS) × 100
で表すことができます。こちらの方が証券会社のホームページなどから計算しやすいと思います。
ここで問題なのが、配当性向がどれくらいならよいのかということです。
それは銘柄によって異なるとしか言えません。
例えば、成長率がすごい企業であれば、配当に回さずに成長に向けて設備投資をするため、配当性向が低くなります。
一方で、成熟した企業は利益を設備投資に回すのではなく、株主還元に回します。そのため、配当性向が高くなります。
例として、僕の保有している銘柄で言えば、成長企業であるアップルは配当性向が25%程度です。そして高配当株として有名なアメリカの通信会社であるAT&Tは配当性向は80%近くあります。
これらはあくまで一例ですが、銘柄の性質によって適切な配当性向は変わるので、投資先が成長しているのか、成熟しているのか、配当を無理に出しているのかどうかということを見極めてから銘柄を決めら必要があります。
僕もまだまだ勉強中なので、成長していきたいですね。