高配当株投資に行き着いた理由
高配当株投資に行き着いた理由としては、自分のメンタル面にあっており、長期的なスパンで資産を形成できる可能性が高いと思ったからです。
どういう面で合っているのかは僕の投資(投機)を振り返りながら紹介したいと思います。
僕は2015年に就職してから持株会、確定拠出年金を足がかりに投資(投機)を始めました。
手っ取り早く稼げると思い、最初はFXから。
テクニカル分析とか何も知らないまま、てきとうに上がりそうとか下がりそうとかで取引をしてました。またスプレッドのこともよく考えずに色んな通貨ペアも売買してました。
当然、膨らむ損失、痩せてく貯金。
大きな価格変動に精神的に耐えきれずFXはすぐにやめました。
次に向かったのは日経先物。
短期売買は精神的にキツイからFXはやめたのに、素人考えでインデックスの方が変動は少ないし、相場を読みやすいだろう(今となってはとんでもない思い違い...)と思い手を出してしまう。ちょうどその頃、2015年ですが、日経平均が20000円を回復するかどうかの時期でして、買い戦略でコツコツと勝っていました。ただ、素人ゆえ、利益が出たらすぐに利益確定をしてしまったため、思いの外たまりませんでした。そして、年が明けて2016年すぐに急落を経験して、それまでの勝ちはあっという間にすっ飛んでしまい、結局マイナスに。
小さく勝って大きく負けるというセオリーの逆を行ってしまい、己の肝っ玉の小ささに改めて投機はダメだなぁと思った次第です。
それからしばらくは持株会と確定拠出年金しか投資をしていませんでした。というのも、人生の重大イベントである結婚をしたため、現金が必要だったからです。
その分、確定拠出年金の商品を吟味して、運用することにしました。その甲斐あってか、現在のところ、利回りは3.6%ほどとあまり良い商品がない割にはなかなかの成績を収めています。
2016年から(お金がなかったため)ずっと投資はお休みしてたのですが、2019年に入ってから子供が生まれたし、お金も貯まってきたし、投資を再開しようと思って色々勉強してみました。
2015年に始めた時とは異なり、家族ができたので、投資で達成したいことは以下の二点でした。
1.安定したキャッシュフロー
2.長期的な資産形成
この二点を達成するためにはどういう投資が良いのだろうかと調べていたところ、米国株に出会いました。米国株は高配当株が多く、しかも何十年も増配している銘柄も多いという事を初めて知り、高配当かつ毎年増配な米国株は、上記の1と2を達成するにはもってこいだなと思いました。
高配当株は、株価が下がってもそんなに気にならない。極端な話、5%の配当利回りの銘柄を買えば、株価が半分になっても、10年間で元を取れます。(もちろん、減配リスクはありますし、もっと株価が下がる可能性もありますが)
この事実は、FXや日経先物で小さく勝って大きく負けるを繰り返していた肝っ玉の小さな僕に大きな安心感を与えてくれます。
と言うわけで、高配当株に行き着いた理由は以下の三点です。
1.安定したキャッシュフローが得られる
2.長期的な資産形成が可能
3.上記2点により精神を安定させることができる
何気に3番目の理由が一番高配当株投資を始めて良かったなと思うところかもしれません。
僕はこのようなスタイルで投資をしていますが、皆さんも自分に合った投資スタイルを見つけて楽しく投資をやってみてください!
好きは物の上手なれ、と言うことわざがある通り、好きなことなら頑張れる。僕は家族が好きだし投資も好き。だから、家族のために投資を通じた資産形成をこれからも頑張りたいですね!!